
宣材写真ってなに?アー写との違いや用途、撮り方を徹底解説!
宣材写真は、芸能活動をしている人やこれから芸能活動をしたいと考えている人が、オーディションなどを受ける際に使用する大切なツールとして認識している人も多いかと思います。
このような表舞台に立つ人、いわゆる「芸能人」や「有名人」といった人々のセルフブランディングで活用されるものとして知られてきた宣材写真ですが、近年では、ビジネスシーンや婚活シーンなどで、「自分をアピールするもの」として、一般の人にも広く活用されることが増えてきました。
そこで今回は、「宣材写真ってなに?」「アー写やプロフィール写真とはどう違うの?」といった疑問にお答えするとともに、宣材写真の用途や、宣材写真を撮る前に知っておきたいこと、よくある質問など、“宣材写真の基礎知識”となる部分を、わかりやすく解説していきます。
さらに、新たなトレンドとして注目されている「宣材動画」の活用法にも触れているので、宣材撮影をはじめておこなうという人も、宣材写真をよりアップデートしていきたいという人も、より魅力的な宣材を用意するために、ぜひご活用ください。
目次
宣材写真とは「自分をアピールするための宣伝写真」
「宣材写真」とは、「宣伝材料写真」の略語です。
そして「宣伝材料」とは、一般的に宣伝のために使うプロフィール資料やプロフィール写真のことを指します。“声が仕事”となる声優の場合は、声の特徴をアピールするために音声を録音した「ボイスサンプル」も宣材と呼ばれます。
さらに、宣伝材料の中でも「宣材写真」は、宣材に添付する写真のことをいい、そのままウェブサイト・広告・雑誌などの様々な媒体で使用されたり、モデル・俳優・タレントなどがオーディションを受ける際に使用するなど、おもにお仕事の獲得やプロモーション活動での利用を目的とした、専門的な写真です。
この「宣材写真」は、芸能活動をする人やセルフブランディングで使う写真というイメージを持たれている人も多いのではないでしょうか?
もちろん上記のような用途として使われることが多いのですが、最近では、ビジネスパーソンの名刺に印刷する個人写真や企業のホームページにおけるスタッフ紹介ページ、婚活やお見合い用のプロフィール写真、個人のSNSアイコンなど、多種多様なシーンにおいて「自分(被写体)を伝えるもの」として使われることが増えてきました。
つまり、芸能活動をされている人に限らず、一般的にも利用者が増えているのです。
このように、「宣材写真」の役目と特徴は、被写体を宣伝したり、アピールすることにあり、個々人やグループの魅力・雰囲気・特徴などを最大限に引き出し、見た人にそれを伝えるために、被写体の等身大を写し出すことに加えて、「その人らしさと魅力」が表現されているかが重要となります。

「宣材写真」「アー写(アーティスト写真)」「プロフィール写真」は使用目的が異なる
先述した「宣材写真・アー写・プロフィール写真は、なにが違うの?」といったご質問をよくいただきます。
結論からいえば、この3つは共通して「ポートレート写真」というジャンルになりますが「その写真の使用目的が、より専門性の高い表現を必要とするかどうか」で扱いが変わります。
まず、個人の顔や体型がしっかりと認識できるように映し出した「プロフィール写真」という大きな枠があります。その中に、芸能人やモデルのような、被写体の個性やキャラクターをアピールする「宣材写真」があり、さらに芸術家やアーティストなどの表現者に特化した「アー写」があるといったイメージです。
宣材写真はプロフィール写真の一部であり、アー写は宣材的要素も、プロフィール写真としての役割も果たします。
プロフィール写真とは
プロフィール写真は、おもに身分を証明するためや公式な場での使用を目的としていて、その人物の顔やスタイルがはっきりと分かることが重要視される写真です。
たとえば、モデルや俳優のオーディション用資料に添付される写真であったり、会社の名刺・社員証・ホームページ、SNSのアイコンに使う写真などがこれに該当します。
一般的に、プロフィール写真はシンプルな背景に自然な笑顔や真顔で、その人の等身大を伝える役割が大きいため、ここに宣材写真が採用されることもあります。
おもな用途
- オーディションの書類選考
- 名刺や社員証に載せたりホームページへの掲載
- SNSのプロフィール写真(アイコン)
- オーディションの書類選考
- 名刺や社員証、ホームページへの掲載
- SNSのプロフィール写真(アイコン)

アー写とは
アー写とは、「アーティスト写真」の略語で、ミュージシャン・役者・タレントなど、芸能活動をされている人が宣伝のために活用するものを指します。
アー写は宣材写真の一部ですが、個人や事務所が公式にマスコミへ提供したり、公式HPやSNSに掲載する写真にもなります。シンプルな衣装や背景で撮影されたものだけではなく、それぞれのグループや個人が打ち出したいイメージ・世界観が見た人に伝わるような、個性的で自由度の高い撮影がおこなわれるのが特徴です。
おもな用途
- 芸能関係者に使われる
- 公式に扱われ、一般公開される
- それぞれの個性を打ち出したものが多い
- メディアやプレスリリースなど、芸能関係への提供
- 公式サイトやSNSなどでの一般公開・プロモーション
- アーティストとしての世界観や個性のブランディング

宣材写真・アー写・プロフィール写真それぞれの役目と特徴
被写体の魅力を写し出し、見た人に伝える役目を持つ「宣材写真」「プロフィール写真」「アー写」それぞれの特徴をまとめると、以下のようになります。
「宣材写真」の役目と特徴
被写体の等身大を写し出すことに加えて、「その人らしさと魅力」が表現されているかが重要となります。オーディションやビジネスの場など、自分を選んでもらうための判断材料になります。
「プロフィール写真」の役目と特徴
被写体の等身大を写し出したもので、アイコンや個人写真として使用され、公式的な扱いをされることが多いのが特徴です。このプロフィール写真に、宣材写真が採用されることも多々あります。
「アー写」の役目と特徴
公式的な扱いをされる点では宣材写真と同じですが、より個人の世界観やコンセプトの表現に重きを置いており、写真としての芸術性や自由度が高いのが特徴です。
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被写体の魅力を伝えるための写真として扱われる
宣材写真・プロフィール写真・アー写は、名称・用途・撮影技法に違いはあるものの、「被写体のことがわかる公式な写真」として、同じような意味合いで使われることが多いのも実情です。
たとえば、オーディション用の応募書類として活用される宣材写真は、一般公開されることは少ないという例外はありますが、その他の場合はホームページの個人写真として扱われたり、SNSのアイコンなどに設定されたりします。
このように、いずれも公式の写真として、公の場で不特定多数の人の目に触れる機会があります。
だからこそ、撮影時の照明・アングル・ポーズ・ヘアメイク・衣装・背景などの「被写体の魅力を引き出すための要素」を的確に組み合わせ、写真の中に被写体の情報や伝えたいイメージを集約させる必要があることから、より専門的な技術やセンスが求められます。

宣材写真はどのように使う?用途・撮影・活用するときのポイント

宣材写真は、芸能活動をされている人だけでなく、一般の人にも活用されるシーンがあります。
ここからは、宣材写真が一般的にどのような目的で使われているのか、また、宣材撮影や活用するときに意識したいポイントを解説していきます。
撮影の参考資料として、お役立てください。
モデル・俳優・タレントのプロモーションとして活用
宣材写真は、モデル・俳優・タレントといった芸能の世界で活躍する人にとって必須であり、履歴書や名刺代わりになると言っても過言ではありません。
この宣材写真を使った応募書類は、芸能事務所やメディア媒体がドラマなどの配役を決めるために開催するオーディションや、ブランドがCMや広告用の人材をキャスティングする際の選定基準となります。
そのため、提出するわずか1枚〜数枚の宣材写真で、被写体の顔や全身の特徴や雰囲気などをアピールすることになるのです。
こういった芸能関係のオーディションなどで使う場合の宣材写真は、好印象を与えるような笑顔はもちろん、被写体が打ち出したいイメージに沿う表情やポージングのほかに、そのときどきのオーディションやブランドに求められるイメージにあう印象の写真を用意することもあります。
さらに被写体に関しての情報として、スリーサイズ・靴のサイズ・今までの出演経験などが一緒に添えられることが一般的です。
以下の記事では、モデル・俳優・タレントなどの芸能関係の職種用の宣材撮影や宣材写真についてより詳しく解説しています。ぜひあわせてご活用ください。
★子役・キッズモデル・シニアモデルにも活用される
子役やキッズモデル、シニアモデルが宣材写真を活用するときは、その年代に合った魅力や、配役などで求められる雰囲気を映し出すことが大切です。
特に子どもが被写体となる場合、子どもの撮影に慣れているカメラマンに依頼したり、子どもが安心できるようにカメラの近くに家族が立つなど、撮影環境にも工夫することで、子どもが本来もつ無邪気さやキュートな表情を最大限に引き出すことにつながるでしょう。
また、シニアモデルが宣材写真を撮影する場合も、活躍したいシーンで求められるシニアならではの穏やかさをアピールしたり、風格や貫禄があるように見せる撮影をするなど、年齢を重ねた人だからこそアピールできる部分を魅力として最大限に映し出せるようにしましょう。
以下の記事では、子役やキッズモデルの宣材撮影や宣材写真についてより詳しく解説しています。ぜひあわせてご活用ください。
【保護者の方向け(キッズ)】キッズモデルや子役の記事:現在準備中です
ビジネスシーンでの活用
宣材写真は、ビジネスシーンでも多くの人に活用されており、仕事をするうえで大切な信頼感を与えたり、特定の分野で高いスキルを持つことや、その道のプロフェッショナルであることを伝えるために用いられるのが一般的です。
このような印象を与えるための宣材写真は、スーツ姿や会社の制服など、普段の仕事を連想できるような服装で撮影し、その人らしさを感じる自然な笑顔の表情を写し出すことで、ビジネスパーソンとしてのブランディングをサポートします。
そして、ビジネスシーンで活用される宣材写真には、仕事の経歴や活動履歴が添付されることも多く、最近では、会社の公式ホームページや個人の名刺などに載せるための写真や資料、セミナー講師などのプロフィールや書籍の著者紹介などにも活用されています。
このように、ビジネスの世界で使う宣材写真の役割は、見た人に「この人に仕事を任せたい!」「この人に会ってみたい!」「この人の講演会を聞いてみたい!」といった、被写体に興味を持ってもらうことが重要です。
そうした興味から、個人や会社のイメージアップにつなげ、ビジネスパートナーとしてふさわしいと思ってもらうことなどを目的としているため、誰から見ても好印象で清潔感がある写真であることがポイントとなります。
以下の記事では、ビジネスシーンの宣材撮影や宣材写真についてより詳しく解説しています。
ぜひあわせてご活用ください。
婚活シーンでの活用
近年、宣材写真は、婚活シーンでも多く利用されるようになりました。
婚活シーンで使われる宣材写真は、多くの場合、パートナーを探すために使用するマッチングアプリや結婚相談所に登録するプロフィールの一部として、名前や年齢とともに登録されます。
このときに設定される写真は、1枚から数枚程度となり、その限られた写真から、見た人は被写体の顔やスタイルを確認し、その人の性格や趣向を想像したり、自分の好みの相手であるかどうかを判断します。
中には、「プロフィールの写真が決め手となり、連絡を取り合うようになった!」という人も多いようです。
このように、婚活のシーンでは、実際に会う前のステップとして写真だけでその人となりを判断される場合が多くあるので、プロフィールに使う写真は非常に重要視されています。しかし、ただ魅力を伝えるだけではなく、実際の人物と写真に大きな差が出ないことが求められるため、実際に会ったときに違和感をもたせないためにも、加工を施しすぎるなど、いわゆる「盛る」ことは避けたほうがよいでしょう。
そのため、婚活シーンにおいても、見た人に被写体の等身大の情報と第三者から見たときに感じる魅力を伝えることができる宣材写真がプロフィール写真として設定されることが増えてきました。
このような観点から、婚活シーンで使用する宣材写真は、被写体のその人らしさを自然な笑顔に加え、見た人が被写体と過ごす時間をイメージできるような日常を連想させるカットなど、安心感や興味をもってもらえるような写真を採用するように心がけるとよいでしょう。
以下の記事では、婚活シーンの宣材撮影や宣材写真についてより詳しく解説しています。ぜひあわせてご活用ください。
自己紹介やSNSにも使われている!

宣材写真は、上記でご紹介した芸能活動・ビジネスシーン・婚活シーンの他にも、多くのシーンで一般の人に活用されています。
たとえば、趣味で作家活動をしている人の自己紹介ツールのひとつとして活用されたり、個人のSNSやブログのプロフィール写真として設定されることもあります。
このように、自己表現や個性を発信するひとつの方法として、年齢・性別・業種を問わず、宣材写真を活用する人が増えてきています。
用途と目的に合わせた撮影をすることで、より魅力の伝わる写真になる!
宣材写真は、それぞれの用途によって、撮影場所・髪型・メイクなどを変える必要があります。
たとえば、「好印象を持って欲しい」という目的で宣材写真を用意する場合でも、ビジネスシーンで使われるのであれば、見た人から「仕事ができそう」という印象や、「ビジネスパートナーとして信頼感がある」というイメージを持ってもらう必要があります。
一方で、婚活シーンで使用されるのであれば、見た人から「異性として魅力的である」ことが重要であり、「頼りがいのあるイメージ」や「可憐でやわらかなイメージ」など、好意的な気持ちをもってもらい、恋愛対象として魅力を感じてもらうことが重要です。
このように、宣材写真を撮影するときには、「その写真を何のために使うのか」、「その写真を見た人に、どのような印象をもってもらいたいのか」を明確にし、その中で、さらに被写体のその人らしさを最大限に表現することで、より魅力の伝わる写真となります。
そのためには、最適なスタイリングや撮影環境を整えることが必要といえるでしょう。
宣材写真は自分で撮れるの?セルフ撮影とプロのカメラマンによる撮影の違いとは
宣材写真の撮影方法は、自分で撮る方法とプロに依頼する方法のふたつがあげられます。結論からいうと、宣材写真は自分で撮影することも可能です。
しかし、宣材写真の用途や目的を考慮すると、ただ写真を自撮りすればよいというわけではなく、自分の「宣伝材料」となるような写真を用意しなくてはなりません。 このとき、ヘアメイクも衣装も自分で自分を客観的に捉える必要があり、さらに魅力を引き出して専門的な知識をもって撮影するということは非常に難しい作業といえます。
そして、宣材写真を撮るための専門的な撮影の技法だけでなく、撮影に必要な専門的な機材をそろえたり、当日までの準備や撮影後の必要に応じた写真のレタッチ(修正)まで自分でおこなう必要があります。
このような撮影環境を整える手間を考えると、素人がつまずきやすい問題を解決してくれるプロのカメラマンやヘアメイクアップアーティスト(以下、ヘアメイクさんという)に依頼し、きちんとした撮影スタジオなどで、クオリティの高い撮影をする方がおすすめです。
それでもやはり、宣材写真をプロに依頼するのではなく、「自分で宣材写真を撮影したい!」「身近な人に撮ってもらいたい!」という人のために、自分で撮影する方法や気をつけたいポイントをご紹介します。
1. 自撮りで上手に宣材撮影する方法
まずは、撮影にふさわしいカメラを用意しましょう。
宣材写真は、高画質で鮮明であることが求められますが、近年では、スマートフォンのカメラにも高画質撮影が可能な機種が増え、ハイクオリティな写真が撮れる仕様になってきています。また、一眼レフやミラーレスカメラも、撮影をサポートするピント調整機能の充実や、軽量化されて持ち運びやすくなるなど、どんどん扱いやすくなってきています。
ここからは、そういったそろえやすく扱いやすいカメラを宣材写真の撮影に使うと想定し、もっとも身近な手持ちのスマートフォンやカメラでクオリティの高い撮影をする方法をご紹介します。
それぞれのポイントを参考に、撮影初心者の人がスマホで撮影した宣材写真と、プロが撮影した写真を掲載していますので、ぜひ見比べてみてください。
宣材写真に必要なショットは2種類
宣材写真は、顔がしっかりと確認できる「バストアップ写真」と、全身のスタイルがわかる「全身写真」の2枚が最低でも必要となります。

以下の記事では、宣材写真に必要なショット・ポーズ・撮影ポイントについてより詳しく解説しています。ぜひあわせてご活用ください。
それでは、実際の撮影をおこなってみましょう。
スマホで宣材写真を撮影する場合

- カメラの設定を「高画質モード」にする
- 写真アプリなどは使わず、純正のカメラで撮影する
- 三脚などを使用してカメラを安定させ、手ブレを防ぐ
- カメラのレンズは目の高さにあわせることで、頭が大きく写りすぎたり、不自然な脚長効果になったりするのを防ぐ
- ポートレートモードを使用して、背景をぼかして被写体を強調する
一眼レフやミラーレスカメラで宣材写真を撮影する場合

- 高品質なレンズを使って、できるだけ高画質の撮影をする
- ISOを低く設定して、明るい環境下での撮影をする
- 三脚などを使用してカメラを安定させ、手ブレを防ぐ
カメラの明るさを決める3大設定
- ISO感度
設定値をできるだけ低く設定します。
写真撮影のときは、ISO感度が高いほど画面にざらつき(ノイズ)が出やすくなるため、まずはISO200から設定し、必要に応じて徐々に数値を上げましょう。設定を変えるたびに、写真にノイズが出ていないかチェックすることも大切です。
- シャッタースピード
被写体がブレない値で設定をします。
1/160〜1/250付近に設定してから調整をしましょう。1/125以下になると、被写体の動きによっては手ブレがしやすくなります。
- 絞り値
F値が低いほど明るく、高いほど暗く撮影ができます。
まずはF5.6〜8.0付近に設定してから調整をしましょう。ただし、F値は明るさのほかにピントのあう範囲にも影響しますので、注意して設定をしてみてください。

宣材写真を上手に撮影するための共通ポイント
宣材写真を自分で撮影する場合は、自撮り・他撮り・スマホ撮影・カメラ撮影など、どのような条件であっても、以下のポイントに気をつけるとよりクオリティの高い撮影となるでしょう。
- 明るい自然光の下で撮影する
- 室内であれば窓際などで撮影することで、被写体の顔や体に不自然な影ができてしまうのを防げます。
- できるだけ写り込みを避ける
- 写真に関係のない背景や小物を写さないことで、より被写体が際立ち、清潔感も高まります。
- 少し上のアングルから撮影する
- あごがシャープに写り、顔まわりがすっきり見えます。
- 背景と被写体をはっきりと分離させる
- 被写体が引き立ち、よりプロっぽい仕上がりになります。
被写体がより映える背景の選び方
真っ白な背景で撮影をすると被写体に焦点をあてやすくなるので、その人の表情や特徴を強調できます。白い壁が難しい場合は、一色の壁や自然の緑などシンプルな背景にしましょう。屋外でビルなどを背景にする場合は、被写体の服装や雰囲気にあわせた場所を選ぶのがポイントです。
自然な笑顔を引き出すコツ
鏡の前で自分の笑顔やポージングを確認してみることが大切です。
このとき、無理矢理笑顔をつくるようなことはせず、リラックスできるように深呼吸をしてみたり、撮影時に好きな音楽を流してみるのもよいでしょう。
友達や家族に撮影してもらう場合
友達や家族に撮影してもらうときは、スマホやカメラで撮影するときのポイントのほかに、自分では気付けない、ヘアメイクや衣装の乱れをチェックしてもらうとよいでしょう。また、撮影時になにげない会話をするなどして、身近な人だからこそ引き出せる自然な表情を撮影してもらうのもおすすめです。
2.自撮りが難しい場合は、プロに依頼しよう

これまで、宣材写真を自撮りする方法をご紹介しましたが、自分で撮るのは難しいと感じた人や、実際に自撮りしてみて納得のいく仕上がりにならなかったという人には、やはりプロのカメラマン・ヘアメイクに依頼する方法をおすすめします。
このような専門的な撮影をプロに依頼するとき、まず気になるのは、依頼料金や撮影にかかる費用の相場ではないでしょうか。 ただし、宣材撮影にかかわるコストを抑えるために、料金の安いカメラマンやヘアメイクさんに依頼すると「実際の仕上がりが理想のイメージとはかけ離れている」「納得のいく宣材写真にはならなかった…」などの問題が発生してしまうことも少なくありません。
そのため、せっかくプロに依頼するのであれば、以下のようなプロに頼むメリットや注意点を確認し、費用以外の部分などにも目を向け、費用対効果のバランスを考慮して選ぶことが大切です。
宣材撮影をプロに依頼するメリット
宣材撮影をプロに依頼すると費用がかかってしまいますが、得られるメリットも多数あり、結果として完成した写真への満足度が上がることが多いといえます。
それぞれのプロに依頼した場合のメリットを確認してみましょう。
プロのカメラマンに依頼する場合のメリット

高性能なカメラや照明機材を使うため、高画質でクオリティの高い仕上がりです。宣材写真を撮り慣れているカメラマンやジャンルの経験が豊富なカメラマンを選ぶことで、撮りたいイメージを叶えてもらえるのはもちろん、経験が豊富なプロは効率的に作業を進め、準備や撮影に無駄な時間がかかりません。殆どの場合、仕上げのレタッチも依頼できるため、総合的な時短につながります。
プロのヘアメイクやスタイリストに依頼する場合のメリット

プロにスタイリングしてもらうことにより、髪型・メイク・衣装などのトータルバランスが整った状態で撮影に望めるのがメリットです。専門的なメイク技術や経験から、人の印象に残るビジュアルを創り出し、自分でも気づかない魅力を引き出してもらえます。プロのヘアメイクさんやスタイリストは常にトレンドを把握しているので、ただトータルバランスを整えるだけでなく、時代にあう印象にしてくれます。
撮影スタジオをレンタルする場合のメリット

ロケーション撮影とは異なり、通行人や騒音もなく、更衣室や荷物置き場があるため、撮影に集中することができます。また、当日の撮影が天候に左右されにくく、ライティングで調整することができるなど、撮影環境を整えやすいのもメリットです。
すべてを包括している撮影スタジオでセットプランを利用する場合のメリット

それぞれをバラバラに手配するのは大変ですが、撮影スタジオによっては、カメラマン・ヘアメイクさん・衣装・撮影後のレタッチなど、宣材撮影にかかわるすべてをまとめて依頼できるスタジオもあり、一貫して依頼することで、総合的に費用が安くなる場合があります。
さらに、宣材写真に特化したアドバイザーがいる場合、ヘアメイクのアイデアやポージングの提案など、プロの視点からのアドバイスを受けることができ、自分では気づけなかった表現を引き出してもらえます。
プロに依頼する際のポイント
宣材写真をプロに依頼する場合、費用ももちろん大切なのですが、準備から完成するまでにはお金だけでなく時間もかかります。
だからこそ、コスト面だけで判断してカメラマン・ヘアメイク・撮影スタジオなどの依頼先を決めてしまうよりも、きちんと納得した内容で依頼することにより、自分の中での予算を少々超えても理想としていたイメージや理想以上の写真が撮影できる可能性もあがります。
撮影の時間や労力が無駄にならないように「自分が必要としている写真・撮りたい写真を取ることができるか」も判断材料にするするため、依頼したい人や撮影スタジオの過去の作品やポートフォリオを確認し、自分の撮りたい宣材写真のイメージとあっているかを確認することを忘れないようにしてください。
以下の記事では、宣材撮影をするときにプロのカメラマン・ヘアメイク・スタイリストや撮影スタジオを選ぶポイントと実際に探す方法をさらに詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
撮影時の注意点

- 支払う料金を明確にする
- 料金に対してどのような撮影ができるのかを細かく確認しましょう。
- 自分の希望を伝える
- 髪型・メイク・衣装・ポージングを確認しておきましょう。プロに依頼する場合は特に仕上がりのイメージを共有しておくと安心です。
- 持ち物の確認
- 準備してもらえるものと、自分が準備したほうがよいものを確認します。快適な撮影環境を整えるため、必要なアイテムや小道具を持参することも検討しましょう。
それぞれのプロや撮影スタジオにお金を払って宣材撮影を依頼する場合、事前に料金とサービス内容を明確にすることが重要となります。 このとき、依頼する人や場所によって撮影内容と料金が異なるので、少しでも変更などが生じた場合は、都度詳細を確認するようにしましょう。
また、「自分らしさ」を引き出してもらえる撮影をしてくれるかどうかも重要なチェックポイントとなります。
その際、依頼する相手とコミュニケーションが取りやすくなると、安心して撮影に臨むことができ、写真に写る表情もやわらかくなるでしょう。 ぜひ撮影前の打ち合わせや、撮影に関して細かい相談ができるかなどの会話から、コミュニケーションの取りやすさの点もチェックしてみてください。
また、以下の記事では、宣材撮影をプロのカメラマン・ヘアメイク・スタイリストや撮影スタジオに依頼するときの注意点をさらに詳しく解説し、まとめています。実際に依頼先を探したり、依頼するときにぜひ参考にしてみてください。
「宣材動画」なら、映像でのアピールが可能!

自分の魅力をアピールできるツールとして、近年では「宣材動画」が活用されることも増えてきています。
この宣材動画は、宣材写真を補足する材料としてプラスされたり、用途によっては宣伝動画がメインで活用されることもあります。
これからの時代やニーズに合わせて新しい自己アピール方法のひとつとして活躍するであろう宣材動画の用途や活用方法なども、参考に把握しておきましょう。
1. 宣材動画とは
宣材動画は、個人や企業が自らの魅力・スキル・サービスなどを短時間で効果的に伝えるための動画コンテンツで、一般的には数十秒〜数分以内の短尺の映像となっており、写真とは異なった強いインパクトを与えることができます。
たとえば、CMなどの動きがある作品のオーディションへ応募する際に活用したり、InstagramのリールやYouTubeショートなどのSNSに投稿する人も増えてきました。このように、被写体が実際に話している様子や、仕草などの動きを見せることで、より個性や魅力を伝えられる宣材資料として扱われています。
宣材動画のメリット
宣材動画のように、動きのある映像は人の印象に残りやすく、静止画である写真とは異なる形で被写体の魅力を発信できることがメリットといえます。
さらに、BGMとして音楽を添付したり、エフェクト効果を使用するなど、多くの要素を組み合わせてより多くの情報を伝えることができるのも宣材動画の魅力のひとつです。
2. 宣材動画の活用シーン
宣材写真とは異なる情報発信力をもつ「宣材動画」は、芸能関係での宣材動画の活用シーンは、CMやドラマの配役のためのオーディションであったり、ランウェイでウォーキングをするなどの動きを伴うモデルのキャスティングがあげられます。
それ以外にも、ビジネスシーンなどでは、実際に仕事の内容について話している動画や、作品や商品を作る際の工程を部分的に見せるなどがあげられます。
このように、動きがあるほうがより伝わりやすい事柄を宣伝動画にすることで、見た人へより多くの情報を伝えたり、良い印象を与える手助けとなります。

3. 宣材動画の撮り方とは
宣伝動画は、動画であることにより、表情の豊かさや被写体の仕草など、細かな動きや雰囲気などを伝えやすいのが特徴です。
仮に、宣材写真と宣伝動画の使用の目的・用途・伝えたい情報などが同じ、あるいは似ていても、写真と動画では撮影方法が異なるので注意が必要です。
ここからは、宣材動画の撮り方と注意したほうがよいポイントをご紹介します。
動画の流れを意識
一般的に、動画を作成するときは、構成を3つのステップに分けるとつくりやすくなります。
これを宣材動画に落とし込む際、もっとも一般的な「人物が主役となる場合」の流れは以下のようになります。

- 被写体の顔や全身がわかるショットとともに自己紹介を音声で入れる
- 用途や目的に応じて必要なシーンや、より魅力が伝わる動きを見せる
- 笑顔や全身など、より印象づけたいショットで締めくくる
このような構成にすることで、見た人に被写体の情報と雰囲気を同時に伝えることができます。
動画内の音声ははっきりと録音する
- 騒音の少ない場所で撮影する
- 音声ははっきりと発話し、聞き取りやすさを重視する
- 外部マイクを使用して、よりクリアな音を録音する
- 音声やBGMなど、それぞれの音は適した音量で設定する
宣材動画では、映像だけではなく「音声」も大切な情報のひとつとなります。
そのため、撮影場所はできるだけ騒音のない場所を選び、被写体の声や動画内に必要な説明の音声などは必ず、はっきりと聞き取りやすい音量で録音するようにしましょう。
明るい場所で撮影する
- 可能であれば自然光のもとや自然光が入る室内で撮影をする
- 照明器具などを使い、撮影に適したライティングをおこなう
- 動画全体の明るさを統一する
宣材動画も、宣材写真と同様に自然光を取り入れて撮影することが望ましいですが、難しい場合は照明器具などを使って被写体を明るく照らし、被写体や映像全体が暗くなるのを防ぐことが大切です。
また、一度もカットせずに長時間カメラを回し続ける「長回し」の撮影をして、1回の撮影で動画を完成させることは非常難しいため、多くの場合は何回かに分けて動画を撮影したり、別々のシーンをつなぎあわせたりして動画を完成させています。その際は、動画内の明るさや彩度を統一すると、1本の動画として違和感が少なく、より洗練された動画になりますので、ぜひ意識して取り入れてみてください。
映像がブレない工夫をする
- 三脚に固定し、動きがある場合はジンバルなどを使用する
- カメラや被写体の動きが早くなりすぎないようにする
せっかく宣材動画を撮影しても、被写体がブレてしまっていると魅力が伝えきれなくなってしまいます。また、撮影中にカメラが揺れてしまうと映像として見にくくなってしまうため、カメラや被写体の動きが早くなりすぎないように注意したり、三脚やジンバルなどを使用して、できるだけブレの少ない映像を撮影するようにしましょう。
宣材動画の撮影もプロに依頼できる
動画は写真とは異なった魅力を発信できる、強力なツールとなります。
そのため、用途に応じて宣材の一部に加えれば、さらにインパクトのある自己アピールやプロモーション活動につながるでしょう。
宣材動画も、宣材写真同様に、プロに任せることでより高いクオリティに仕上がります。
写真と動画では撮影技法が異なりますが、宣材写真の依頼を受け付けているカメラマンが動画を撮影できる場合もあるので、宣材動画に興味をもった人は、依頼するときに確認してみることをおすすめします。
このとき、カメラマンだけでなく、ヘアメイクやスタイリングも動画だと技術や魅せ方が変わることがあります。
基本的には、宣材写真同様、アピールしたいポイントや目的にあわせて、被写体の良さを引き出すことを意識しますが、さらに動画ならではの魅せ方も重要です。たとえば、ヘアメイクであれば髪に動きを出したり、メイクにきらめきをプラスするラメなどを使ったり、動画映えするような動きや光沢のある衣装を選ぶのも魅せ方のテクニックといえるでしょう。
「宣材写真撮影」はプロの手で!納得のいく仕上がりを
宣材写真は、被写体の等身大の情報と魅力を、見た人に伝えるための大切な役割を担っています。
従来は芸能関係で活用されることが多いイメージでしたが、近年ではビジネスや婚活など、一般の人の間でも様々なシーンで活用されるようになりました。
宣材写真を用意するときは、自撮りをしたり、周りの人に協力してもらって撮影することも可能ですが、宣材撮影の経験や知識があるプロのカメラマンやヘアメイクなどに依頼したり、スタジオなどの適した撮影場所を選んだりすることで、よりクオリティの高い写真に仕上がるでしょう。そして、自然な笑顔やポージングを取り入れることで、より自分らしい魅力を発信できる写真を残せます。
さらに、時代とニーズの変化により、宣材動画も多く活用されているので、用途や目的にあわせて取り入れてみるのもおすすめです。
宣材写真ドットコムでは、宣材写真に特化したスタジオや写真館を検索することができるので、ぜひご活用ください。







