宣材写真はどこで撮る?室内撮影と野外撮影のメリット・デメリット・注意点
宣材写真の撮影には、室内で行うスタジオや写真館と、屋外で行うロケーション撮影のふたつの選択肢があります。
まず、室内撮影が可能である撮影スタジオでは、ライティング機材・その他の撮影に必要な機材・背景の選択肢など、撮影に必要な環境が整っています。
一方で、屋外のロケーション撮影は、ナチュラルな雰囲気を生かし、個性を際立たせることができ、自然な笑顔も引き出しやすいのが特徴です。
今回は、室内撮影と野外撮影の違い、それぞれのメリットとデメリット、さらにおすすめの撮影場所と選び方を徹底解説します。
また、撮影当日に持参すると安心な持ち物や、おすすめのスタジオやロケーションなど宣材写真撮影に役立つ情報をお届けするので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
宣材写真の撮影場所は2パターン
- 室内〈スタジオや写真館など〉
- 野外(ロケーション撮影)〈公園や公道など〉
宣材写真の撮影場所には、主に室内(スタジオや写真館など)と野外(ロケーション撮影)のふたつがあります。
それぞれに独自の特徴・メリット・デメリットが存在しますので、撮影場所を選ぶ際は、これらの要素を考慮し、目的に合った最適な場所を選びましょう。
宣材写真はどこで撮るのが良いのか
室内撮影と屋外撮影、撮影場所として、どちらも間違いではありません。
大切なのは、用途と目的に応じて、最適な撮影場所を選ぶことです。
それぞれの撮影場所の特徴・メリット・デメリットを理解し、適切な選択をしましょう。
室内撮影の特徴
室内撮影は、おもにスタジオや写真館でおこなわれ、カメラマンが考えた照明と背景で撮影します。
この環境は、作り込んだ印象を与え、おしゃれな雰囲気を演出するのに適しています。
また、スタジオの多くは機材を貸し出していたり、写真館には宣材写真撮影に必要な機材が揃っていますので、撮影に慣れていない人でも利用が可能です。
これらの撮影施設を利用することは多くのメリットがありますが、一方でデメリットも存在します。
以下の室内撮影におけるメリットとデメリットから、自分が理想とする撮影が実現できそうかどうかを確認してみましょう。
メリット
宣材写真をスタジオや写真館で撮影する最大のメリットは、天候に左右されないことです。
雨や風の影響を受けずに撮影が可能なため、計画通りに進めることができます。
また、室内であるため、衣装が汚れる心配がなく、ヘアメイクが崩れにくいのも大きな利点です。
さらに、個室空間を利用できるため、撮影に集中しやすく、ヘアメイクや着替えなどの準備にもゆったりと時間をかけることができます。
そして、背景の色やライティングを自由にコントロールできるため、理想のイメージに近づけることが可能です。
撮影スタジオや写真館の中には、専属のカメラマンやヘアメイクがいる施設もあり、撮影においてプロフェッショナルなサポートを受けられるのも魅力のひとつです。
デメリット
スタジオや写真館での撮影は非常に便利ですが、一方でいくつかのデメリットもあります。
まず、撮影場所をレンタルする際には場所代や撮影代がかかること、そして、予約制であるため、時間の制約がある点も考慮する必要があります。
背景紙や壁紙などのシンプルな背景は、時に無機質に感じられることがあり、ナチュラルな印象の写真を撮りたい場合には不向きかもしれません。
また、スタジオに慣れていない人は緊張してしまうこともあります。
さらに、室内での撮影は自然光の明るさとは異なるため、その点を理解しておくことが重要です。
最後に、撮影スタジオや写真館のルールによって撮影できる内容が限られることも念頭に入れておきましょう。
撮影スタジオや写真館を利用する場合は、これらのメリットとデメリットを理解し、自分のニーズに合った撮影方法を選ぶことが大切です。
宣材写真は、あなたの魅力を最大限に引き出す重要なツールとなるため、撮影環境を慎重に選び、最高の1枚を目指しましょう。
室内撮影だからこそできる技法
宣材写真の撮影をする場合、スタジオや写真館などの室内環境は、独特の撮影技法を用いて魅力的な写りを実現させます。
ここからは、室内撮影ならではの技法とその利点を詳しく見ていきましょう。
自然光と人工光を使い分ける
室内撮影では、自然光と人工光を上手に使い分けることが重要です。
例えば、昼間の晴天時には窓からの自然光を取り入れることができ、自然なやわらかさを写真に加えることができます。
また、人工光を使用することで、被写体をより際立たせたり、特定の雰囲気を演出したりすることも可能です。
自然光だけ、人工光だけ、または両方を併用することで、様々な演出が実現できます。
背景を選択できる
室内撮影のもうひとつのメリットは、背景を自由に選べることです。
背景紙を使用することで、さまざまな色やテクスチャーを背景に選ぶことができ、写真の雰囲気を大きく変えることが可能です。
白背景は一般的ですが、色や素材によって異なる印象を与えることができます。
大型の家具なども取り入れられる
大型の家具や小物を撮影に取り入れることも、室内撮影の特徴のひとつです。
たとえば、ソファや椅子、観葉植物などを背景にすることで、自宅のようなナチュラルな雰囲気を演出することができます。
これらのアイテムは、撮影スタジオや写真館によって異なりますので、事前に確認しておくと良いでしょう。
これらの技法を活用することで、宣材写真にオリジナリティを加えることができたり、新たな魅力をプラスすることができます。
撮影の際は、これらのポイントを念頭に置き、ぜひ活用してみてくださいね。
野外撮影の特徴
屋外で行うロケ撮影は、室内では実現できない表現が可能で、自然光を活用した撮影が魅力です。
自然や街中をバックに撮影できるため、カジュアルかつナチュラルな仕上がりを叶えたり、風を利用して髪や服に動きのある撮影を取り入れられるのも、ロケーション撮影ならではの特徴です。
メリット
野外撮影の最大のメリットは、自然光を活用できることです。
自然光は被写体を美しく映し出し、写真に柔らかく自然な雰囲気を与えます。
また、野外撮影は一般的に無料でおこなえることが多く、撮影場所によっては、撮影の自由度が高いのも魅力で、天候や風の具合を活かしたユニークな写真が撮れることも、野外撮影ならではの利点です。
公園や道路などの公共の場所では、基本的に場所代としての費用はかかることはなく、撮影場所の許可が得られれば、撮影時間の変更や延長も比較的容易です。
衣装やメイクの質感も自然光の下で美しく表現でき、ペットと一緒に撮影することも可能です。
デメリット
撮影の幅が広いなどのメリットが有る一方で、野外撮影は天候に左右されることが大きなデメリットです。
晴れた日は理想的ですが、雨や強風が予期せぬトラブルを引き起こすこともあります。また、カメラマン、ヘアメイク、スタイリストなどは自分で手配する必要があり、撮影の準備には手間がかかります。
日差しの加減によって、同じ場所でも写真の印象が大きく変わることもあります。強風や雨が降ると、撮影が思うように進まないこともあり、場合によっては撮影が中止や延期になることもあります。
衣装が汚れるリスクも高く、ヘアメイクが崩れやすいのも野外撮影の課題です。
さらに、プライベート空間の確保が難しく、ヘアメイクや着替えの準備に制約があることも考慮する必要があります。通行人が写真に映り込むリスクもあり、撮影場所の選定には注意が必要となり、撮影禁止区域での撮影は避け、立ち入り禁止の場所でないかを確認することも重要です。
野外撮影は、その時々の環境を活かしたユニークな写真を撮ることができますが、天候や周囲の環境に左右されるため、撮影の計画には十分な配慮が必要です。それでも、自然光の美しさと自由度の高さは、野外撮影ならではの魅力と言えるでしょう。
ロケーション撮影だからこそできる技法
宣材写真の撮影において、ロケーション撮影はその独特な雰囲気と魅力で多くの人々を惹きつけます。
特に、自然光を活用した撮影技法は、宣材写真に深みと表現力を加えることができます。
ここでは、ロケーション撮影で活用できる光の使い方として「順光」「逆光」「サイド光」の3つの技法を紹介します。
背景やポージングは自由自在
ロケーション撮影は、背景とポージングの自由度が高いのが特徴です。
たとえば、被写体を際立たせるために背景を意図的にぼかしたり、自然な動きの中で写真に最適なシーンを撮ることも可能です。
選択できる背景は多岐にわたり、緑豊かな自然、色とりどりの花々、あるいは様々な建築物の前など、被写体が最も映える場所を見つけることができるでしょう。
また、ロケーション撮影のポージングにおいては、自然で動きのある姿が最適です。
肩の力を抜いて歩いてみたり、草花に触れたり、建物や公園の遊具にもたれかかるなど、自由な動きの中で取るポーズが、被写体の魅力を自然な形で引き出します。
これらの要素を融合させることで、ロケーション撮影ならではの美しさと個性を表現できるのです。
自然光を最大限に活かす!晴天時の撮影方法
ロケーション撮影の一番の魅力と言っても過言ではない太陽光は、日差しの方向を見極めることが重要といえます。
同じ被写体を撮影しても、光の角度や強弱によって影の出方などに影響が出るため、日差しの入り方で写真写りが変わります。
このように、写真撮影に活用できる光の当たり方は、おもに順光・逆光・サイド光の3つがあります。
- 順光
順光は、被写体の正面から光が当たる状態を指します。
この光の使い方は、被写体に直接光が当たるため、色や形をはっきりと表現することができ、とくに自然の中での撮影においては、被写体の細部まで鮮明に捉えることが可能です。
順光を使った撮影は、被写体の特徴を際立たせ、クリアで明るい印象の写真を生み出します。
- 逆行
逆光は、被写体の後ろから太陽光がさすカメラマンがまぶしく感じる位置です。
被写体をふんわりとした印象で撮りたい時に使える光の位置ですが、レンズに向かって強い光が入るため、被写体が暗くなりがちなので注意しましょう。
- サイド光
サイド光は、被写体の横から光が当たる状態を指します。
この光の使い方は、被写体に影が強く出やすく、明暗がはっきりとつけやすいため、立体感のあるメリハリのある写りになります。
サイド光を利用することで、被写体の形状や質感を強調し、写真に深みを与えることができます。
これらの光の使い方を理解し、ロケーション撮影に活かすことで、宣材写真の表現力を高めることができます。
自然光を最大限に活かし、被写体の魅力を引き出す撮影を心がけましょう。
雨や風を味方に!雨天時の撮影方法
雨天時には撮影を延期することもありますが、特有の雰囲気を写真に映し出す絶好の機会でもあります。
あえて雨の日に撮影を決行し、被写体の表情や写真に独特の雰囲気を持たせる撮影を楽しむのもおすすめです。
ここからは、雨天時の撮影で活用できるいくつかの技法をご紹介します。
- 雨具を小物として使う
雨天時に撮影を行う場合、傘やレインコート、レインブーツなどの雨具を小道具として活用する方法があります。
これらのアイテムは、被写体が濡れるのを防ぎつつ、雨の日ならではの雰囲気を写真に映し出すことができます。
- 風が吹いている場合
風が強い日には、髪の毛や衣装の動きを出すことができます。
特にロングヘアやスカートの裾は、風になびく様子が美しく、写真に動きと生命感を与えます。
このように、ロケーション撮影では天候を味方につけることで、宣材写真に独自の魅力を加えることができます。
雨や風を利用した撮影は、通常の撮影とは異なる試みも増えるのですが、それだけに得られる写真は特別なものになるでしょう。
ただし、荒天の場合は安全を最優先に考え、必要に応じて撮影を中止することも重要です。
また、天候に左右されずに撮影を行いたい場合は、天候に関わらず安定した環境で撮影やヘアメイクの準備をゆっくりとおこなうことができる撮影スタジオを利用することをおすすめします。
ロケーション撮影におすすめスポット
ロケーション撮影を行う際は、撮影希望日・場所・仕上がりイメージを明確にし、カメラマンやヘアメイクに伝えることが重要です。
また、天気予報のチェックや、撮影場所の許可取りなど、事前の準備が不可欠です。
ここからは、ロケーション撮影で人気の場所や、そこで叶えられる撮影の雰囲気を紹介していきます。
自然を感じられる公園
- 緑がたくさんあるのでナチュラルな雰囲気に
- お花や高揚などで、四季の雰囲気も取り入れられる
町中のビル前や建物の中
- 風情のある日本家屋・ノスタルジックな建物・近代的な建築物など
- 螺旋階段やベランダなどもおすすめ
商業施設や百貨店など
- その土地を表す代表的な建物となっている所も多い
- 最近では、映えスポットや撮影ブースがもうけられていることもあるので利用するのも手
美術館や博物館など
- 撮影OKのスペースや建物の前などであれば、撮影ができることもある
- 公道や公共の場とは異なる、雰囲気のある写真が撮れる
駅や空港など
- その土地ならではの写真が撮れる
- ノスタルジックで雰囲気のある写真や近代的な写真が撮れる
遊園地などポップな場所
- 明るくにぎやかな写真が撮れる
- 場所の雰囲気に合わせて、被写体も自然に笑顔になることができる
海辺はロマンチックな雰囲気に
- 朝、昼、夕方などで雰囲気が変わる
- ロマンチックで雰囲気のある写真が撮れる
以下では、宣材写真をロケーション撮影できる場所の検索方法をご紹介しています。
ロケーション撮影場所の検索方法について:「失敗しないための「宣材写真」の撮り方!撮るまでの流れと気をつけたいポイントをプロが伝授」:現在準備中です
次に、ロケーション撮影をするときの注意点をご紹介します。
ロケーション撮影の確認事項
ロケーション撮影を行う際は、撮影希望日・場所・仕上がりイメージを明確にし、カメラマンやヘアメイクに伝えることが重要です。
また、天気予報のチェックや、撮影場所の許可取りなど、事前の準備にも注意しましょう。
ここからは、ロケーション撮影ならではのステップとなる撮影場所への許可取りを、どこへどのようにしておこなえば良いのかをご紹介します。
ロケーション撮影は、必ず事前に許可取りをしましょう
自然光のもと写真が撮れるロケーション撮影ですが、いつでも・どこでも・どのようにでも撮っていいというわけでなく、許可や申請が必要な場所もあります。
町中には写真映えしそうな素敵な建物も多いですが、独創的・美術的な建造物は、無断で撮影をおこなった写真や映像を商用利用した場合、著作権法の侵害に該当することがあるので注意が必要です。
たとえば、他人が所有・管理している場所や、不特定多数の人が利用する公共の場所である公園・道路・河川や、ショッピングモールなどの商業施設・飲食店・駅などでの撮影は、それぞれが所有・管理する人や団体から許可を得てから撮影する場所となります。
上記以外の場所であっても、自分の所有する場所以外は基本的に許可申請をすべきところと考え、撮影が可能かどうか、申請するにはどうしたら良いのかの問い合わせをしてから撮影の準備を進めましょう。
このように、撮影には許可が必要な場所とそうでない場所がありますが、自分が所有していない公共施設・通行人・その他の建築物などが写り込む可能性がある場合は、撮影許可を得るようにしましょう。
許可を得る際は、できるだけ許可をもらえるように、そしてトラブルや事故が発生しないように、きちんと撮影に関しての内容や情報を伝えるようにしてください。
許可取りに使えるFMT
許可申請が必要な場所で撮影する際に伝えるべき申請内容をまとめました。
この内容は基本的なものとなりますので、ご自身の希望する撮影内容や撮影場所の必要に応じて内容を付け足し、スムーズな許可取りにお役立てください。
チェックリスト
- 名前・年齢・住所などの情報と連絡先
- 撮影したい明確な日時
- 撮影したい場所、広域の場合は詳細な場所(〇〇公園の△エリアなど)
- 撮影物の用途・目的・公開先の情報
- 撮影内容
- 当日使う機械や道具など
- 当日撮影に参加する人数(車で行く場合は台数や車種など)
その他、ロケーション撮影の許可取りで気をつけておきたいことを詳細にまとめた記事も用意してありますので、ぜひあわせてご活用ください。
ロケーション撮影場所の許可取りについて徹底解説:現在準備中です
すべての撮影共通:撮影当日に用意しておくと便利な持ち物
撮影当日は、小道具、飲み物、軽食、ハンカチ、メイク直し用品など、撮影をスムーズに進めるためのアイテムを用意しておくと便利です。
特にロケーション撮影では、雨具やレジャーシートなどの追加アイテムも忘れずに用意しておきましょう。
撮影に使う小道具
撮影に小道具を使いたい場合は、事前に用意しておきましょう。
撮影スタジオや写真館では、貸出用の小物が準備されていることもありますが、その場合は事前にどのような小道具があるのかを確認します。
反対に、ロケーション撮影の場合はすべて持参する必要があるので、小物類を忘れないようにしましょう。
撮影後や移動の際に忘れ物をしないように、チェックリストを作成し活用するのもおすすめです。
飲み物
撮影時は、喉が渇いた時にすぐに水分補給ができるように飲み物を持参しましょう。
撮影が始まると、状況により買いに行くのが難しい場合もありますので、撮影前に準備しておくと安心です。
衣装を汚さないようにするのがベストですが、万が一こぼれてしまっても被害を最小限に抑えられる水がおすすめです。
ペットボトルであれば、キャップタイプなのでこぼれるのを防ぐことができ、持ち運びもしやすいですよ。
また、ストローを活用すればリップメイクが落ちてしまうのを防ぐことができます。
大人数で大きいサイズの飲み物をシェアするときは、紙コップやストローも忘れないようにしましょう。
軽食や手の汚れないお菓子など
撮影は、スタジオを借りている時間や日照関係の都合もあり、時間勝負となります。
飲食可能な場所であれば、様子を見てその場で食べることもできるので、飴やガム、あるいはちょっとした食べ物などを持っていくと良いでしょう。
たとえば、衣装を汚さないように、ポロポロ落ちるようなものやソースや汁気があるものは避け、片手で食べられる手軽なものや袋に入っている食べ物など、手が汚れないものが重宝します。
ハンカチ・ティッシュ・ウエットティッシュなど
持ち物としては当たり前のアイテムのひとつですが、うっかり忘れてしまわぬようにしたいのが、ハンカチ・ティッシュ・ウエットティッシュなどの衛生用品です。
とくに野外の撮影は、不意に汚れがついたり、飲食などで手が汚れることも想定されるので、忘れずに持っていくようにしましょう。
ロケーション撮影は以下のアイテムを追加しよう
室内ではない場合、上記にくわえて、以下のようなアイテムも持参すると良いでしょう。
メイク直しやヘアセット直しに使えるアイテム
野外の撮影は、雨風や天候の影響を大いに受け、ヘアメイクが乱れる可能性があります。
写真撮影に最適な状態を保てるように、ミラー・コスメ・ヘアワックス・ヘアスプレー・櫛などを持参して、整った状態を維持できるようにしましょう。
雨具
ロケーション撮影は、雨天時や荒天時の対策をしっかりしておきましょう。
雲行きが怪しい場合は、急な雨に備えて、傘を持参しますが、その場合は衣装や機材もカバーできるような大きめのサイズがおすすめです。
また、ボリューム感のある衣装や、キッズモデルや子役など、行動を制限するのが難しい年齢によっては、レインコートを活用しましょう。
レジャーシート
外で撮影する際、荷物を置く場所に困ることがありますが、レジャーシートを用意しておけばサッと敷いて荷物置きにできます。
また、小さなお子さんが座る場所にもなるので便利です。
サイズ違いのビニール袋
大小のビニールを用意しておくと、ゴミを入れるだけではなく、荷物の下に敷いたり、雨除けにしたり、荷物を入れて移動することもできるので、何枚か持っておくと安心です。
季節に合わせた対策アイテム
野外となるロケーション撮影は、暑さや寒さを凌ぐのが非常に大変です。
夏と冬とで、それぞれ対策アイテムを持参しましょう。
夏
- 熱中症対策グッズ
- 日傘や日焼け止め
- ひんやり冷却グッズ
冬
- 防寒グッズ
- ブランケットや上着
- ホッカイロなど
※夏に冬服で撮影する場合、冬に夏服で撮影する場合もありますので、撮影に合わせて用意してみましょう。
宣材撮影は融通がきく室内スタジオがおすすめ!
今回は宣材写真を撮る場所となる室内と野外撮影の違いとメリット・デメリットをご紹介しました。
室内の撮影スタジオは、天候に左右されず、撮影スケジュールを組みやすい点がメリットです。
初心者やスタンダードな宣材写真を求める人には、とくにおすすめです。
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